■Double(ダブル)
ここ何年かの間で、日本でもクリスマスローズのダブル(八重咲き)品種が流通するようになりました。御存知のように、クリスマスローズの花弁に見える部分は実は萼です。本来の花弁は退化して、花弁の基部に蜜線として残っています。クリスマスローズのダブルはこの蜜線の部分が花弁化してダブルになっていると言われています。
この八重咲き品種は大きく4つに分類できると思います。
1 double party dress
2 Elizabeth Strangman's double
3 Australian double
3bis double insomnia hybrids
4 Hidcote double
ただし、近年の交配により厳密な分類は難しくなっています。
このフォトギャラリーでは、便宜上、カテゴリーによって分けておりますが、厳密にはそのカテゴリーに当てはまらないものもあります。 |
1 double party dress(パーティードレス系ダブル)
ブラックソーンナーサリー(Blackthorn Nursery)のロビン・ホワイト氏(Robin White)が改良したパーティードレス(party dress)系ダブルと言われるダブルです。このダブルは1971年にエリザベス・ストラングマン女史(Elizabeth Strangman)がモンテネグロの原生地で偶然発見した2つのトルカータス(H. torquatus)の八重咲き固体のディド(Dido)とアエネアス(Aeneas)が元になっていますが、ホワイト氏は主にディドを交配親としたようです。またホワイト氏は交配プログラムにスノークィーンなどのドイツ系のダブルは使わなかったようです。それはドイツ系ダブルは花がまばらで垂れ下がる為だったようです。そこで外向きに咲くトルカータスダブルの系統にこだわったようです。 |
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2 Elizabeth Strangman's double
(エリザベス・ストラングマン系ダブル)
ドイツから1990年にイギリスに導入されたスノークィーン(Snow Queen)といわれる白い大輪で、トルカータス系ダブルの血の入らないダブルとギュンターユルケル(Gunther Jurgel)といわれる花弁全体に細かいスポットの入ったピンクのダブルを中心に交配されたエリザベス・ストラングマン女史の作りだしたダブルの系統。この系統はオリエンタリスの血を強くひくためパーティードレス系よりも強く花も大輪です。 |
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3 Australian double(オーストラリア系ダブル)
近年、タスマニアのジョン・ダドリー氏(John Dudley)が廃屋の庭で偶然発見したオリエンタリスの血を強くひくホワイトダブルです。これは当農園で販売しておりますダブルの中心的な系統です。当農園で販売しておりますのはこのダブルをイアン・コリアー氏(Ian Collier)が交配を重ねダブルの出現率をほぼ100%にまで高めた系統です。近年、このダブルの血を使い強健なダブルの作出が盛んに行われています。イアン・コリアー氏が作出したインソムニア ハイブリッド(double Insomnia hybrids)はその好例です。 |
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3bis double insomnia hybrids
(ダブル インソムニア ハイブリッド) |